ワークショップの報告書トップへ
 

開催日時2007/05/05
WorkShop名/会場吉野 Party of the Future  「Party On Party」
場 所奈良県吉野町 吉野 Neomuseum
主 催同志社女子大学現代社会学部現代こども学科 上田信行教授
テーマ「cognition and party」 社会・認知的装置としてのpartyのメカニズムをさぐる
報告書対象 年齢 子供〜大人、約80名
 Party of the Futureは10年間続けてきたイベントで、デザイン、メディア、教育、ファッション、情報、音楽などの専門家たちや学生、院生など100人近く吉野の狭いスペースに集まります。 今年は社会・認知的装置としてのpartyのメカニズムをさぐる「cognition and party」に挑戦します! Party On Party(POP)、パーティについてのパーティです。 パーティの歴史的研究からパーティの エスノグラフィーまでをカバーする予定です。「party science」と「technology of party」という新領域の立ち上げです。その Party On Partyの場をお借りしてゆび筆のワークショップを開催しました。

【結果報告】
参加人員 全国より150余名(子供〜学生、大人)聞き取りアンケートの結果です。
・気持ちいい(書いている感触が直に指先に伝わるため)
・普通の筆と違って抵抗なく書ける
・描ける→楽しんで書いている (イメージとしては砂に落書きしてる感じ、窓ガラスに息を吹きかけ、落書きしてる感じ)
・身体を使って書ける
・もう少しフィット感が欲しい→サイズもS・M・L等必要かも、女性には総じて大きい印象
・筆の毛質・長さのバリエーションが欲しい(どうしても字を書く方ばっかりではないので、
 筆先がばらばらになっている人が多かった)・・・ナイロン毛もいいのでは?
・価格は1,000円くらいが妥当か・・・付属品や指にはめる素材等で価格は上がるかも普及版と高級毛版が
 あってもいいと思います
・書道用と限定しないで、多用途としデザイン(パッケージ含め)も洗練されているほうが良い
 (有る程度のガイドラインは必要だが、使う人の自由な部分が残されているほうがいいのでは?)
・このシリーズで出していくのであれば、シリーズのネーミングも重要!
・筆を置く、乾かす等の台、もしくはひっかけるパーツがあった方がいい
・これは思いついただけですが、1本1本売るのもいいが、指にはめる部分と筆の部分が取り外しでき、
 アタッチメントとしてセット組してもいいかも墨液もこのシリーズではインクとして「極黒」「メタブラック」といった
 ネーミングでおしゃれなデザインになると受けがいいと思います。(彩液も含めて)